負ける建築
建築家の隈研吾が掲げるポリシー. 隈は,高層ビルのような存在感を強く押し出し周囲から浮き出て見える建築を「勝つ建築」と評し,環境という外力に対して内部を守るために境界を厚くしてはね返そうとするものと説明している.対して「負ける建築」は環境に溶け込み,制約に従い...
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- 思考実験
- 場所・施設
- 作品
- 表現手法・技法
- 人物
建築家の隈研吾が掲げるポリシー. 隈は,高層ビルのような存在感を強く押し出し周囲から浮き出て見える建築を「勝つ建築」と評し,環境という外力に対して内部を守るために境界を厚くしてはね返そうとするものと説明している.対して「負ける建築」は環境に溶け込み,制約に従い...
アメリカ合衆国マサチューセッツ州に属するマーサズ・ヴィニヤード島で用いられていた独自の手話.英名の「Martha's Vineyard Sign Language」の頭文字をとってMVSLと呼ばれる. マーサズ・ヴィニヤード島では潜性の先天的聴覚障害が非常に...
イギリスの作家・起業家であるシェリダン・スモーヴ Sheridan Simove の代表作.大学生を中心として人気を呼び,UKベストセラーとなった200ページに及ぶ白紙のノート. Amazon kindle で電子書籍版も出版されている.
アッサンブラージュ(アセンブリッジ、英語:Assemblage)とは、コラージュやパピエ・コレの立体版、すなわち、「立体的なもの」を寄せ集め、積み上げる、貼り付ける、結び付けるなどの方法により制作された美術作品(立体作品)およびその技法。「アサンブラージュ」と...
フロッタージュ(frottage)は、 シュルレアリスムで用いられる技法の1つ。フランス語の 「frotter(こする)」に由来する。 木(の板)、石、硬貨など、表面がでこぼこした物の上に紙を置き、例えば、鉛筆でこすると、その表面のでこぼこが模様となって、紙...
「人を異なった生活環境に置くこと」、転じて「居心地の悪さ、違和感;生活環境の変化、気分転換」を意味するフランス語。美術用語としては、あるものを本来あるコンテクストから別の場所へ移し、異和を生じさせるシュルレアリスムの方法概念を指す。
デカルコマニー(décalcomanie:仏)は、紙と紙などの間に絵具を挟み込み、その上から圧力をかけることで、絵具は押しつぶされて広がり、作者の意図しない偶発的な形態を得ることができる技法です。フランス語の「décalguer(転写する)」に由来します。 ...
文字やテキストが持つ物質性・具体性に注目し、空間的・視覚的に展開された実験的な詩およびその国際的な運動のこと。1950年代にドイツとブラジルでほぼ同時期に提起され、従来の内容的・意味論的な言語機能からの解放と、イメージあるいは三次元的実態としての言語の自律的か...
「弁慶が、なぎなたを持って」と読むべきところを「弁慶がな、ぎなたを持って」と読むように句切りを誤って読むこと。 重いコンダラ
篠原資明により提唱された史上最短の詩型。ひとつの語句を、擬音語・擬態語を含む広義の間投詞と、別の語句とに分解するという規則による。たとえば、「嵐」なら「あら 詩」、「赤裸々」なら「背 きらら」、「哲学者」なら「鉄が くしゃ」となる。