創作着想辞典
このサイトについて

ドルマバフチェ宮殿

トルコの首都イスタンブールのベシクタシュ地区に位置する宮殿.埋立地の端に建てられているためポスポラス海峡に面しており,ドルマバフチェという名もトルコ語で「埋立地」の意味である.
1843年にアブデュルメジト2世の命によってかつてメフメト2世の庭園であった土地に建築され,オスマン帝国最後の皇帝メフメト6世がその座を退くまで王宮として機能した.
トルコ共和国が成立してからは政府の迎賓館として機能している.1938年,トルコ初代大統領ムスタファ・ケマル・アタトゥルクがイスタンブール訪問中にこの宮殿の執務室で亡くなったことを偲び,現在宮殿内の時計は全て彼の亡くなった9時5分のまま止まっている.

場所・施設の記事

もっと見る