創作着想辞典
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テスカトリポカ

アステカ神話における,最も偉大な力を持つ一柱とされる神.その名はナワトル語で「煙を吐き出す鏡」を意味する.
 大熊座を象徴とし,夜の神とされる.その他,北,黒曜石,敵意,争いなどの神性を有し,それぞれにおいて異なる姿や名前で著されることも多い.
 同じくアステカ神話における偉大な神であるケツァルコアトルとは度々対立する存在として描かれることがあり,それは太陽の座を勝ち取ったケツァルコアトルがテスカトリポカを闇に追いやったという敵対的な神話から,二柱が協力して世界を生み出し人間を解き放ったという創世記神話まで幅広い.

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