創作着想辞典
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賢所乗御車

三種の神器の一つ・八咫鏡を運搬するために作成された,神専用の車両.天皇即位は八咫鏡の前で行わねばならず,また即位の礼及び大嘗祭は京都御所で行わねばならないという取り決めにより,皇居から神鏡を輸送する必要があった.しかし,神鏡は天照大神と同一視され「天皇すら敬う」対象であったため従来の皇室用客車に載せることは出来ないとして作成された.大正天皇即位と昭和天皇即位でそれぞれ東京–京都間を往復し,以降は廃車として利用されていない.

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