ヘロストラトスの名誉
アルテミス神殿にヘロストラトスという人物が「神殿を破壊することで自分の名前を世界中に広めよう」と火をつけたことから、転じて「つまらないことや犯罪により、自分の名前を広く世間に知らしめようとすること」の意味。
アルテミス神殿にヘロストラトスという人物が「神殿を破壊することで自分の名前を世界中に広めよう」と火をつけたことから、転じて「つまらないことや犯罪により、自分の名前を広く世間に知らしめようとすること」の意味。
海綿動物門 Lyssacisa目 カイロウドウケツ科に属する生物.学名は Euplectella aspergillum であり,種小名はキリスト教カトリックにおける聖水を振りかけるボトルにその姿が似ていることから命名された.英語では「ビーナスの花籠 Venu...
物事が思いのままになること.「麻姑を倩(やと)うて痒きを掻く」とも. 麻姑とは中国伝説に伝わる仙女であり,鳥のものに似た長い爪を持つとされる.これから転じて,棒の先に手や爪を模した装飾を施し,背中など手の届かないところの痒みを掻く道具を「マコの手」或いは「マ...
闘鶏における最強の鶏を指す言葉.『荘子』に収められた紀悄子の故事に因む.よく訓練され精神的にも達観した闘鶏は,相手が誰であろうと不安になったりいきり立つことなく,木彫りの鶏のように静かに立っているものだということ. 「二本足で立ち決して手をつかない」ことから...
江戸時代頃、密通(不倫)を行った男女は死罪、または現場を押さえた時に配偶者が2人を斬り殺しても無罪であった。2人を重ねて横にし、胴を両断されて四つになることを指す。 ただし、実際のところは示談で和解することが多かったという。
密通(不倫)をした男女のこと。夫のある女と密通した男を姦夫、妻のある男と密通した女を姦婦と言った。姦夫姦婦は2人合わせて真っ二つに斬られることから「重ねて四つ」の言い回しもある。
ギリシャ神話で、ベッドに乗せた客の足が短いと無理やりに伸ばし、長いと切り落とした悪人プロクルステスにちなむ「独裁的な様」を表す言葉。
ギリシャ神話の英雄テセウスが迷宮を進む手がかりとなったことから、転じて解決の緒のこと。
イスラム教の経典コーランと預言者ムハンマドの言行(スンナ)を法源とする法律.イスラム法とも呼ばれる. 内容は民法や刑法のみならず広い分野に及んで制定されており,また法の体系も大別して5分類と国際的に採用されている「禁止」と「義務」の2分類に比べて細分化されてい...
台湾の菓子メーカー.同名のパフコーン菓子を販売する. 乖乖には「お利口さん」といった意味がある.これにあやかり,台湾では電子機器が正常に動くことを祈願して乖乖の袋をコンピュータなどの側に置く文化が存在する. 乖乖を用いた祈願にはある程度定まった作法が存在し...
サボテン科ウバタマサボテン属に分類される,北米大陸南部に生息するサボテン.ペヨーテ,烏羽玉,ロフォフォラなどの名前で国内でも園芸品種として流通する. 幻覚作用を持つアルカロイドであるメスカリンを持つことで有名,全草にフェネチルアミン系アルカロイドを含む. 古く...
カトリック教における最高司教であるローマ法王を決定する選挙のこと.基本的には教皇の逝去に伴って開かれるが,2013年に当時のローマ法王ベネディクト16世が辞任を表明したことで719年ぶりに教皇の生前辞任によるコンクラーヴェが執り行われた. バチカン市国のバチカ...
中世ヨーロッパの特権階級の墓標として用いられた朽ちた死体を模した像. 「Transi」は当時のフランス語で死者を意味する言葉であり,主にキリスト教でのメメント・モリに基づいて死者が死者であることを強く想起させるために用いられた.そのため,像は痩せこけ腐敗したよ...
アステカ神話における,最も偉大な力を持つ一柱とされる神.その名はナワトル語で「煙を吐き出す鏡」を意味する. 大熊座を象徴とし,夜の神とされる.その他,北,黒曜石,敵意,争いなどの神性を有し,それぞれにおいて異なる姿や名前で著されることも多い. 同じくアステ...
大洋を航海する船乗りが初めて赤道を越えた際に船上で執り行われる通過儀礼. 18世紀頃,ヨーロッパでは航海術や船舶工学の発達により1000km単位での航海が可能となったが,その際に直面する問題の一つに赤道付近の無風帯があった.当時の木造帆船にとって無風は死に直...
長野県の蓼科山や上伊那に伝わる神的存在.黒雲に包まれた人ほどの巨大な玉で,色鮮やかな幣か縄のようなものを複数ぶら下げた姿であると言われる.山に住んでおり,唸るような音と共に空を飛んで現れるとされる.山岳信仰の一種であり,ビジンサマが現れた日は山仕事をやめるとい...
チベット仏教ゲルク派における化身ラマ.ダライ・ラマに次いで序列2位であり,無量光仏の化身とされる. 現在はパンチェン・ラマ11世がその地位に着いているが,ダライ・ラマ(ガンデンポタン代表)から認定されたゲンドゥン・チューキ・ニマと,国務院(中華人民共和国代表...
16〜17世紀ヨーロッパにおいて流行した,戦いで怪我をした際にその傷を負わせた武器側に塗って用いる治療薬.武器に付着した血液は体から離れても互いに「共感の力」を持っており,血液が腐敗することによって共感した傷口が悪化すると考えられた.そのため,不浄な血がついた...
ドイツ語で「足の生えた虫」という意味がある、アルプス山脈にいるという「ツチノコ」のような未確認生物。
事故などで手や足を失った人でも、頭の中では、まだ手や足があるように感じていることがあります。 そのような幻の手や足がとても痛いと感じることを幻肢痛と言います。 また、手や足が残っていても、神経が脊髄から引き抜けるなどして、感覚がなく、全く動かない場合にも同様の...
地獄の閻魔大王が持っている、亡者の生前のすべてのおこないを残りなく映し出すという鏡。
ギリシャ神話の英雄テセウスが迷宮を進む手がかりとなったことから、転じて解決の緒のこと。
冬虫夏草とは、キノコが昆虫やクモに寄生し、体内に菌糸の集合体である菌核を形成して、さらに昆虫の頭部や間接部などから棒状の子実体を形成したものの総称です。冬虫夏草という不思議な名の由来は、冬は虫で、夏になると草(キノコ)になると信じられていたことから、冬虫夏草と...